目次
- 01 対話で創る!町民みんなが輝くまちへ。
- 02 こどもが安心して、しなやかに、のびのび育てるまちへ。
- 03 独りにさせない。シニア世代が元気に長生きできるまちへ。
- 04 なりわいがもっと元気なまちへ。
- 05 個性が光る!文化のかおり高いまちへ。
- 06 町民ファーストの働きやすい行政に。
- こどもまんなかのまちづくり
- なりわりが元気なまちづくり
- みんなが安心できるまちづくり
- 議会・議員からの徹底的な情報の発信!
- 住み続けられる”広陵”を目指して
- ここからはひとりの広陵町民としてのまちづくり。
- 広陵のナスを盛り上げたい!アノナスの想い出。
- イベントがコミュニティになる。「トウジノハナビ」
- 居場所づくりの重要性。AKBわくわくサロン
- その他の取り組み
01 対話で創る!町民みんなが輝くまちへ。
人口減少社会において、何よりも重要なのは「対話」だと思っています。
どうしても、行政サービスを縮小したり、今までのやり方を変えたりしないといけないことが、これから増えてきます。そんなとき、行政側の事情だけを「説明」されて、納得することができるでしょうか。
また、町民の数が減っても、みなさんがよりまちづくりに関われるような仕組みを構築できれば、より活気のあるまちになれると確信しています。
~未来へのアクション~
- 対話集会を定期的に開催し、説明と説得の合意形成から、共感と納得の合意形成に転換。
- 兵庫県芦屋市では、テーマを決めて市内の各エリアで対話集会を開催されているようです。そこでは、市長と市民が車座に座り、市長自らテーマについて説明し、市長が対話の進行を行っているそうです。市長と市民の対話だけではなく、参加した市民の方同士の対話も活発に行われているようです。
- ふるさと納税を活用した町民の「挑戦したい!」を後押しする仕組みの創設。
- 対話集会やHP・SNSでの情報発信を通じた情報「共有」の徹底。
- 「協働」の事例やノウハウをHPやSNSに集約し、発信を行うことで新たな「協働」が自然と生まれる素地の醸成。
- 町民によるPRチームの創出や町内イベントを集約発信する仕組みを通じて、地元の方にもっとまちを好きになってもらい、町外への発信力を強化。
02 こどもが安心して、しなやかに、のびのび育てるまちへ。
社会が変わっているということは、子ども達を取り巻く環境や、子どもたちが大人になったときに必要な能力も変わっています。また、インターネット上のコンテンツを活用すれば、いつでも、どこでも、どんな内容でも学べるようになった現代においては、公教育に求められる役割も変わっているでしょう。一方で、変わらずに大事なこともあります。そうした、教育の不易流行をきちんと見極め、地方自治体だからこそできる教育環境の整備を柔軟に行い、広陵で育った子どもたちが、広陵で育ってよかったな、と振り返ってもらえるまちにしたいです。
~未来へのアクション~
- 別室登校の充実やフリースクールへの支援等を通じて、こども達それぞれに合った安心した「学び」の提供。
- 広陵町の不登校の児童・生徒数は全国的に見ても高い数値です。学校任せにせずに行政としても丁寧な対応が必要です。
- GIGAスクール構想の推進による自由進度学習や体験格差の解消を通じて、社会でしなやかに生きていくためにのびのび学べる環境を構築。
- 学校給食無償化の段階的実現。
- おむつの定期宅配によるアウトリーチの実現。
- ユースセンターの創設や「居場所づくり」への補助を実施し、地域全体でこどもの居場所づくりの実施。
03 独りにさせない。シニア世代が元気に長生きできるまちへ。
人生という旅路を歩んで来られて、亡くなるときに独りで、そしてしばらく見つけてももらえない。こんな寂しいことはないと思います。また、誰にも相談できずに、独りで頑張っているケアラー(介護者)の方々をみんなで支えていける、そんな優しいまちにしていきたいです。
人口減少とともに、高齢化率も上がっていきます。同時に、単独世帯数や認知症高齢者数も増加していきます。年を取っても、家族の面倒を見ていても、社会と繋がれる、誰かに気にかけてもらえる、そんなまちなら、みんなが元気で長生きできるのではないでしょうか。
~未来へのアクション~
- 独居等世帯への弁当配送を通じた、アウトリーチの実施。
- 認知カフェ(オレンジカフェ)の新設や充実を後押しし、ケアラーを独りでがんばらせない環境の整備推進。
- 独居世帯への見守りセンサー設置を補助し、孤独死対策を実施。
- 公民連携による、介護予防・健康寿命延伸の強化。
- 公民連携による地域包括支援センターの充実。
- 地元大学や現役世代とも連携し、持続可能な「サロン」運営を目指すことで、高齢者の居場所が無くならない仕組みを構築。
04 なりわいがもっと元気なまちへ。
靴下のまち広陵町!この町で育った方なら何度も耳にしたフレーズではないでしょうか。実は今、広陵町の産業が熱いです。奈良県ではじめて、中小企業小規模企業振興基本条例を策定し、事業者支援に力を入れています。靴下事業者の中にも海外の販路を積極的に開拓されるブランドが出てきています。若い農家の担い手が続々と登場し、喫茶店や美容室等の個人経営の第3次産業のお店が増えていたり、広陵町から世界初を目指そう!という製造業もあります。そんな広陵町の「なりわい」はもっと元気になるポテンシャルがあります。
~未来へのアクション~
- 町長が先頭に立ち、トップセールスで町産品のブランディングと発信を実施。
- 広陵町の知名度アップとふるさと納税の返礼品拡大に努め、ふるさと納税額の倍増を目指す。
- 竹取公園周辺の公民連携による開発を通じて、「かぐや姫のまち」ブランドの発信。
- 海外市場も見据えた「突き抜ける」事業者の後押し。
- 新複合施設に起業希望者への貸しオフィスやチャレンジショップ機能を設け、地域内での小規模ビジネスの創出のサポート。
- 企業立地を促し、多様な働く場所と元気な事業者が集まるまちに。
05 個性が光る!文化のかおり高いまちへ。
AIがより社会に浸透してくると、人間の「感性」がより重要になってくると考えています。そして、偏差値に代表される画一的な競争社会から「個性」がより尊重される時代に変わってきてると感じています。「文化」は人間の感性を磨き、個性を伸ばすもっとも大事な要素だと考えています。何より、いくつからでも、いくつになっても、文化活動の場が確保されていること、社会教育の場が確保されていることはとっても心が豊かなまちだと思います。
~未来へのアクション~
- みなさんそれぞれが取り組みたい文化活動を行える環境の確保。
- ニーズの変化を捉え、こどもや若い世代も使いたいと思える施設の整備。
- 伝統ある文化祭を、町全体に拡充し、「まちじゅう文化祭」とすることで、町民各々の個性が発揮できる多様で十分な発表の場を確保。
- 公民館運営審議会の再開等を通じ、公民館が担っている社会教育の場の確保を確実に実施。
- 本物に触れる機会をこども達に提供することで、豊かな感性を育む。
06 町民ファーストの働きやすい行政に。
どれだけ町民の方と「協働」でまちづくりを行うようになったり、民間事業者のノウハウを活用しても、やはり役場の職員の「人」は最重要です。広陵町役場で奉職することを選んだ方々が、ここで働き続けたい、と前向きに考えられる環境を整えることが「町民ファースト」な役場づくりの一丁目一番地だと思います。その上で、社会の変化を踏まえて、行政、町民のみなさま、民間事業者との関わり方を捉え直すことで、より町全体での「協働のまちづくり」が進められると考えています。
~未来へのアクション~
- 業務の適切な効率化を図ることで、職員の業務負担を軽減し、町民に向き合う、より一層町民ファーストの役場にするための環境を整備。
- 公民連携を推進し、町の課題を解決するために町外の人材や企業のノウハウやリソースをフル活用する。
- DXやデジタル化が進み「行かなくてもいい」役場になっても、ふと立ち寄れる町民みなさまにとって身近な役場に。
- 丁寧な制度設計のもと副業解禁を実施し、職員の所得改善による定着率の向上と、町内事業者への職員リソースの提供を目指す。
ちぎた慎也これまでの取り組み
2020年の初当選以来、議会議員、そして広陵町民として取り組んできたこと。
広陵町に戻ってきてから本当に多くの方々に関わらせていただきました。
私の考え方や政策の全ては、地元で関わっていただいたみなさまとのやり取りひとつひとつから得た気づきが基となっています。
こどもまんなかのまちづくり
「こども基本法」施行を皮切りに地方自治体でも「こどもまんなか」社会の実現にむけた施策が展開されています。広陵町の、日本の未来を担うこども・若者達が安心してのびのびと成長し、それぞれの夢に向かって力強く歩めるまちづくりが必要です。
関連する一般質問
● R3.3月「広陵町における食育の現状とオーガニック給食の導入について」…2022年10月25日の中学校給食に、一品目だけですが採用いただきました!
● R3.6月「ヤングケアラーの現状把握と対処方法について」「GIGAスクール構想の進捗はどうか」
● R3.6月「ヤングケアラーの現状把握と対処方法について」「GIGAスクール構想の進捗はどうか」
● R6.12月「こどもまんなか社会の実現に向けて地方自治体でできることを」…こどもや若者の課題が複雑化多様化するなか、行政だけで対応することは不可能で、民間団体との連携が必要と訴えました。
取り組んできたこと
● 若者議会の開催/こどもまんなかサポーター宣言の実施
● 地域の駄菓子屋型いばしょ「にしやん」の設立補助
● 子育て支援団体「ほほえみ」の企画サポート
これから取り組みたいこと
▶ こども達の「居場所作り」を促す制度やこども達や保護者をサポートするための仕組み(スクールソーシャルワーカー等)の拡充
▶ 整備されたタブレットを活用し、様々な職種の方々や、海外を含めた多様な地域の方々との交流の機会の増加
なりわりが元気なまちづくり
みなさんご存じの通り「くつしたのまち」として日本一の靴下製造量を誇る広陵町は製造業が強いまちですが、伝統的になすやいちごの産地でもあります。また、近年は車でのアクセスの良さから飲食店を中心としたサービス業も盛んです。こうした広陵町を支える”なりわい”が元気であれば、経済の好循環を広陵町に起こすことができ、豊かなまちづくりが可能です。
関連する一般質問
● R3.3月「「広陵いちご」のブランド化戦略について」
● R3.12月「町主導でさらなるIT導入の後押しを!」「ふるさと納税を活用し、讃岐神社の整備を!」
● R4.12月「大阪・関西万博を活用し、観光もできる靴下の町に。」「使える、活きる、ふるさと納税の運用を。」
取り組んできたこと
● 靴下ブランドの発信拠点の整備をサポート
● 広陵町産ナスを使った流しナスソーメンイベント「あのナスの想い出」開催
● かぐや姫縁の地、讃岐神社を活用した「讃岐マルシェ」開催
これから取り組みたいこと
▶ 大和高田市と連携したKoCo-Bizをさらに活用し、靴下産業の海外展開と農業はブランド化及び消費地とのマッチングの推進
▶ 複業人材やUIJターンを活用した町内事業所のデジタル化推進
▶ 大阪・関西万博を見据え、靴下工場のオープンファクトリー化や農業体験を兼ね合わせ「訪れたくなる」広陵町の実現
みんなが安心できるまちづくり
広陵町には元気な高齢者の方がたくさんおられます。また、「KEEPはつらつ教室」なども各地域で実施されています。しかし、寂しい想いをされている方や地域との繋がりが薄れてしまっている方々がおられることも事実です。世代にかかわらずみんなに居場所があって、安心して暮らすことができるまちづくりが必要です。また、来るべき南海トラフ地震への備えも欠かすことができません。
関連する一般質問
● R4.3月「要介護者がコロナ濃厚接触者の場合の対応について」
● R4.6月「広陵町版パートナーシップ宣言制度の実施を!」…県内の他自治体と連携し、画期的な広域での”ファミリーシップ”制度の実現に向けて準備中です。
● R6.3月「大規模地震を想定した初期対応と受援体制確立の準備は」
取り組んできたこと
● 地元サロンへの参加や、コロナワクチンのWEB予約のサポート
● 認知症カフェへの参加
● 令和6年能登半島地震の災害ボランティアセンターでの現地サポート
これから取り組みたいこと
▶ KEEPやサロン、認知症カフェの担い手の育成と外部の民間団体との連携
▶ 防災訓練等を通じた防災意識の醸成と他団体と連携した受援体制構築マニュアルの整備の推進
議会・議員からの徹底的な情報の発信!
僕自身、自らが議員になるまで広陵町議会の活動や各議員のみなさんの活動をあまり知りませんでした。もちろん、自分自身が積極的に情報を取りにいっていなかったことにも原因がありますが、情報発信のあり方は見直すべきだと考えました。
取り組んできたこと
● 議会のインターネット配信の実現…2020年当時の坂野議長と議会のインターネット配信の実現をいたしました。議会事務局にはインターネット配信の予算が何年もつけられていましたがなぜか執行されていませんでした。
● 議会報告会のYouTubeでのライブ配信の実施
● 読みやすく、情報が届く議会だよりへのブラッシュアップ(議会だよりのブラッシュアップへの取り組み(R2〜R6))
● 若者の意見を町政に届けるための「広陵町若者議会」の開催
● 個人として、年4回の活動報告チラシの発行とYouTubeライブでの活動報告の実施やSNSへの投稿を継続
これから取り組みたいこと
▶ 「委員会」も含めた全会議のライブ配信の実現
▶ 参加しやすい議会報告会の実施
▶ 年4回の「議会だより」だけでなく、議会としてもっとタイムリーに情報発信を行い、町民のみなさまと建設的な議論を行える方法の模索
住み続けられる”広陵”を目指して
2020年の初めての選挙のとき、当時26歳だった僕は「20年後、30年後も現役世代の僕は、子ども達の世代、孫の世代まで当事者意識をもち、責任感を持った意思決定ができます」と訴えました。上記の4つにはグルーピングできませんが、持続可能なまちを作る!という観点で行政に行ってきた提案や質問を抜粋しておきます。
DXの推進
● R2.6月「公式LINEの活用で、”届ける”情報発信を」「公式LINEの活用で、住民参加のハードルを下げる」…登録者の属性や興味ごとに配信内容を分けたり、町民側から情報のアップロード(危険個所の報告等)ができるようになりました。
● R5.12月「広陵町のDXを含むデジタル推進の今後の方針について」
▶ 広陵町はまだ人口が増えていますが、日本全体の人口が減っていくなかで、多様化複雑化する社会課題に対処するためには、デジタル技術の適切な活用が不可欠です。その際はもちろんデジタルに慣れていない方への配慮も重要です。僕はデジタル技術を活用し、行政事務の効率化が進めば、むしろデジタルが苦手な方に丁寧な対応をするための時間と心の余裕が生まれると考えています。
官民連携
● R4.6月「逆転の発想!逆プロポで地域課題の解決を。奈良県広陵町議会2022年6月」
● R5.6月「PFSを活用し、3方良しの社会課題解決の実現を!」
▶ 当選以来、様々な行政課題に対して「官民連携」でのアプローチを訴えてきました。民間企業にはたくさんの課題解決へのノウハウやリソースがあります。一方で、行政が立ち向かっているまちの課題は、民間企業にとってはビジネスチャンスになり得ますし、何より、社会課題を解決したい!というモチベーションのベンチャー企業はたくさんあります。そういった企業と適切に連携していくことは、広陵町の課題解決能力を確実に向上させることに繋がります。
ここからはひとりの広陵町民としてのまちづくり。
広陵のナスを盛り上げたい!アノナスの想い出。
百済のナス農家さん・老舗農家乾さんと、夏の恒例になったイベントを立ち上げました。会場は長龍ブリューパーク。広陵の名産品であるナスを子供たちにも好きになってもらいたい。そんな想いで、ナスをソーメンにして「流しナスソーメン」を毎年夏に行っています。
イベントがコミュニティになる。「トウジノハナビ」
コロナ禍で何もなくなったときに、子供たちに想い出を作ろうと、クラウドファンディングで資金を集め、町内の複数箇所で同時に花火を打ち上げる企画が立ち上がりました。私は最初から関わらせていただき、イベントを通じて、新たなコミュニティができることを時間いたしました。今では「トウジノハナビ」のコミュニティから複数の取り組みが立ち上がっています。
居場所づくりの重要性。AKBわくわくサロン
私の地元、三吉赤部はKEEP体操教室や、サロンが活発な地域でした。しかし、サロンを運営されていた方が体調を壊されて、サロンが行われなくなっていました。そんなときに、地元の現役世代の女性がサロンを復活させてくれました。毎月サロンに参加する中で、居場所づくりの重要性を感じています。
その他の取り組み
- 歩こう会(広陵町商工会青年部)
- ほほえみフェスタ
- 讃岐マルシェ(JC)
- 輝け奈良の可能性フェスティバル(JC)